教育理念
少子超高齢化、医療環境や生活環境など社会が大きく変化する中で、人々の健康に関わる看護職に求められるものも変化し、看護教育は高度な専門性が求められている。
そのような中で准看護師教育は、対象者を生活する人としての理解、また倫理に基づき、安楽に配慮し、安全に看護実践ができる基礎的能力を養うことが目標とされている。
そこで、本校では准看護師教育を「初めて看護に出会うところ」と位置づけ、生命の尊厳と個々の人格の尊重を根源においた看護の本質の理解を中心におく。
また、誇りをもって看護にとりくむため、自己の成長を願い、自らを教育する力をつけたいと考えている。
そのために、個々の生徒の「内面の学び」を大切にして、生徒自身が「学ぶことの楽しさ」に気づくよう働きかけ、一人ひとりの段階的成長を図る。
教育目的
生命の尊厳と個々の人格の尊重を基盤とした豊かな人間性を育み、看護の本質の理解と専門知識・技術の習得により、保健・医療・福祉の分野において人々の健康の向上に貢献できる准看護師を育成する。
教育目標
- 1)社会人としての規範を身につけ教養を深めることができる。
- 2)人間を身体的・精神的・社会的側面から把握し、対象を生活者として理解することができる。
- 3)個々の対象や家族のおかれている状況を理解し、個々の対象と家族を尊重し必要な看護を実践することができる。
- 4)基本的知識を習得し、倫理観と科学的根拠に基づいた援助技術を安楽に配慮し安全に実施することができる。
- 5)保健・医療・福祉チームの一員として看護の役割と責任を自覚し、自主性と協調性を身につけることができる。
- 6)向上心をもち、学び続ける力を身につけることができる。
沿革
- 昭和44年4月
- 「柳川山門医師会准看護学院」 開校
1学年30名定員 3学期制
- 昭和52年4月
- 「柳川山門医師会看護高等専修学校」 名称変更
1学年45名定員
- 昭和58年4月
- 2学期制へ変更
- 平成14年4月
- 1学年40名定員へ変更
- 平成26年10月
- 新校舎竣工
- 令和4年
- 3月までの卒業生 2145人(内男子257人)
奨学金について
利用できる奨学金制度
- ・江口姉妹基金
- ・福岡県看護師等修学資金
- ・公益財団法人 福岡県教育文化奨学財団
- ・公益法人 交通遺児育英会
- ・国の教育ロ-ン(日本政策金融公庫)
- など
※詳しいことはお問い合わせ下さい。
実習先の病院
実習先の病院
- ・社会福祉法人 光喜会 特別養護老人ホーム ありあけ園
- ・社会福祉法人 光喜会 デイサ-ビスセンタ- あいの里
- ・社会福祉法人 光喜会 デイサ-ビスセンタ- サンブリッジ
- ・社会医療法人 弘恵会 ヨコクラ病院
- ・一般財団法人 医療・介護・教育研究財団 柳川病院
- ・社会医療法人 弘恵会 アルテンハイムヨコクラ
- ・社会医療法人 弘恵会 訪問看護ステ―ション すいせん
- ・医療法人 清和会 介護老人保健施設 シャンティ
- ・訪問看護ステ―ション みやま
- ・医療法人社団 新光会 不知火病院
- ・医療法人 幸栄会 二宮医院
- ・医療法人 回生会 立花レディ-スクリニック
- ・医療法人 誠和会 河野産婦人科医院
- ・保育園実習(市内7ヶ所)
卒業後の進路
主な進学先
- ・八女筑後看護専門学校
- ・大牟田医師会看護専門学校
- ・久留米医師会看護専門学校
- ・佐賀市医師会立看護専門学校
- ・医療福祉専門学校 緑生館
- など
主な就職先
- ・社会医療法人 弘恵会 ヨコクラ病院
- ・社会医療法人 弘恵会 アルテンハイムヨコクラ
- ・医療法人 金子病院
- ・医療法人 清和会 長田病院
- ・医療法人 清和会 介護老人保健施設 シャンティ
- ・特定医療法人 幸明会 船小屋病院
- など